#日記 Day11

煩くて何を喋っているのかわからないような音楽が好きだ。
耳を劈くような鋭利な声と楽器の音色が頭をからっぽにしてくれる。
何か精神に影響があるような出来事があっても、音楽を聴くと多少安定する。
考えてみると、音楽家ってのは凄い。声と楽器だけで人を魅了するのだから。
言葉を良しとしない私がいうのもおかしな話だけど。
いや、言葉とは多少違うのかもしれない。
なんだがそう考えるとやれない気持ちになるけれども、やはり音楽を聴くのはいい。
脳が認識できないほどの大音量で聴くとなお良い。
外出時はイアホンから音が漏れないような音量で聞く私はやはり人を気にして生きているのだろう。
でも他人のダダ漏れ音楽ほど不快なものはないし、自分がされて嫌なことはしないのが生きていく上で大切だ。
有難う母さん、私は少しだけそういう倫理的な思考を持ち合わせていたよ。
これも教育のおかげだ。もしかしたら小学校の道徳の授業のおかげかもしれない!
「人に迷惑をかけてはいけません」やはりこういうことなんだな!
迷惑ばかりかけていた私が必要としている言葉じゃないか!
少し、他の人よりは多く言われたであろう、その言葉を気にして生きていく、素晴らしいね。
教育とはやはり大切なことなんだろうなあ。