#日記 Day6

心が泥んでいる。喧嘩稼業が三か月ほど掲載されていないからかもしれない。
私の中では、多木先生が睦夫に監禁され執筆できない説が濃厚である。
多木先生は"透明な人"になってしまったのだろうか・・・。
そして、JKハンターになってしまわれたのだろうか・・・。

そういえば手品稼業はアニメ化するらしいですね。アズ先生おめでとうございます。
本日は、目出度いので手品稼業の紹介をしようと思う。

「僕の記憶は72時間しかもたない」
前向性健忘
新しい情報を学習する能力の障害。
僕は72時間しか記憶がもたない。
つまり72時間前の事はすべて・・・忘れてしまう。
だから僕は72時間たっても大切な事は忘れないように。
24時間に一回メモ帳を見て記憶を継ぎ足す。
20年前の事もすべて忘れてしまうかもしれないという恐怖から
自分の大切な情報を書き始めたメモ帳を・・・。
ピラッ
「僕は手品先輩の助手」
ピラッ
「先輩は乳がでかい」
ピラッ
「アズの絵はエロい」
そんな助手と、手品は下手だけどボタン飛ばしが上手な先輩のドタバタコメディである。

 

#日記 Day5

午前三時、姉が働くお店から電話がかかってきた。
内容は、過呼吸になったので迎えに来てほしい、との事だった。
よくあることなのだが、やはり、私も苦しくなる。
過去の情景を思い出し、前頭葉あたりが熱を帯びてくる。
現地についてすぐ腰を90度に曲げ深く謝罪した。
別にそんな事は構わないのだが、その姿を見る、人の目があまり好きではなかった。
姉を心配しているのではなく、そのあとの苦労を憂いている、そんな目だった。
一通り謝罪をした後、タクシーを呼び、姉の声にならない言葉に耳を傾けながら帰路につく。
段々と落ち着きを取り戻し始めた姉は、私にこう、言う。
「ごめんね」
そんな言葉を聞きたいわけではない。
と言いたくなるが、人はこういう時、謝罪以外の言葉を持ち合わせていないのかもしれない。
だから、私も、こう、言葉にする。
「いいや、こちらこそごめん。」
蟠りを生む言葉が、心の中をじくじくと、浸食していくのがわかる。
そして姉もまた、下を向き目を伏せている。
やはり、文字に声を乗せて謳う言葉が嫌いだ。
これからも、言葉、言霊に殉じ、怨んでいく事を再認識した日であった。

#日記 Day4

知らないおじさんに足首の骨を折られる夢を見た。
思うに、この夢見体験はこれから骨が折れるような出来事が待っているのだろう、という示唆であると考える。
中々に、最悪な目覚めである。
確か、夢の内容は潜在意識から形成されていると聞いたことがある。
その考えを否定する気はないが、肯定する気もない。
いや、否定も肯定もできない。そこまでの教養を持ち合わせていないのだ。
知識弱者である私が発信したところで信憑性はない。
そこに信憑性を持ってはいけない。
正当性のある情報だけが世に流れるべきだと思う。
何を物差しに正当性を説くのか、という身も蓋もない疑問は湧くが考えてもきりがない。
思考すればするほど沼に嵌っていくような気がする。
無宗教者は自分の物差しで世を測らないといけない。
しかしその物差し自体がないんじゃあ、仕方がない。
どうしたらいいのだろうか、私はどうしたらいいのだろうか。
福音が欲しい。神の啓示ではなく、人からの啓示が。
もしくは、他者と深くかかわり、その人の物差しで生きて逝きたい。
不可能だとわかっているが、やはりそれが一番の幸福というガラクタ、或いは傀儡の扱い方だろう。

 

#日記 Day3

そういえば10月に宅建試験を受けたのだった。
もう解答速報は出ているはずだが、毅然として見る気はない。
どうせ12月には自ずと提示されるのだ。
同居人からは催促されているが、これは私自身の問題である。
早く安否を知ったほうが安心するでしょう、と言われたが、そうは思わない。
そこにリソースを割く労力が、無駄とは言わないが私にとっては必要がない、考えるだけで頭が痛くなる。
脳髄を引き千切りたくなるのだ。
何故人は、自分の尺度で安直に発言できるのだろうか。
殆どの人が、自分の言葉に責任を持てないというのに。
いや、捉える側が異常なのだろうか?だとしたら、やるせない。
しかし、私も言葉を扱う身。同罪なのである。
知らず知らずのうちに、他者を思考の渦に追い遣り、脳髄を攪拌させているのだろう。
そう考えると、やはり人は、言葉を発するようになり、言葉に翻弄されるようになり
やがて罪に塗れてしまうのだろうか。ジャンセニスムは正しかったのだろうか。
生まれ持った言霊がそうさせてしまうのだろうか。
だから私は、言葉を畏怖嫌厭し、文字を信仰するのだろうか。

#日記 Day2

朝だというのに、隣の部屋からは酔っぱらった男女の談笑が響き渡っている。
同居人の、異父姉とその彼氏だ。
そんな中、私は目を覚まし、絡まれたくないので起きて早々カフェに逃げる。
210円で何時間でも居座れる某チェーン店、実家より安心できる。
まず実家なんて安心できる場所ではなかった。
母が死んでから、何故か活き活きとしている父と、犬が在るだけであった。
犬よりもカーストの低い、私に居場所なんてあるわけがなかった。
母は、何をするにしても、まず他人の心配をする人であった。

そんなんだから早死にしたのだ。
優しい人ほど、早く死ぬ。やはり人は本能に殉ずる必要があると思う。
だがしかし、解せぬこともある。

母は生涯で20匹以上の猫を世話し、看取ったはずだ。
猫の恩返しとはなんなのか。母にとっての恩返しとは、死であったのかしらん。
私みたいな歪んだ人間を育てていくうちに、疲弊しきっていたのかしらん。
歪むのにも要因がやはりあったのだよ、母さん。色々あったのだ、そう、色々。
ああそうだ、実家というのも父が建てたわけではなく、母が一括で買ったものだった。
登記も母だったはず。じゃあ僕にも所有権はあるわけだ。だが、遺産のお話は、まだされておりません。
権利問題は考えるのが億劫になりますね。
だから仮に、父を信じている、ということにして自分の煩悩を誤魔化しましょう。
にしても、私は自分語りしかしていないなあ。でも日記ってそんな感じなのかなあ。
アフェリエイト目的で知識もそれほどない虚構ニュースを綴るよりはましだよね。
それじゃあ、今日も一日頑張りましょう。

#日記 Day1

夜勤が終わり、帰路についてすぐ就寝したので初投稿はこんな時間になってしまった。
おはようございます、本日はお日柄もよく、清々しい朝ですね。

ええ、これが私にとっての朝です。
しがない学生夜勤アルバイターの朝は闇夜に紛れて訪れるのです。昼夜逆転
そして屋外からの、素面では出せない騒音、基、酔いどれ人類による喧々たる起床。
ふむ、鬱々しい心境になってきた。これは自律神経も影響の一つだろう。

副交感神経が正常に働いておらんのです。
確か自律神経というのは、交感神経、副交感神経の二つに分類されていてどちらも人の行動原理を根源から司っているらしい。
まあそんな話はどうでもいいです。
まずは初投稿だというのに、書く内容が思い浮かばない私の暮らしを嘆きましょう。嗚呼、嗚呼。
そういえば今日は土曜日じゃないか。人民に与えられた休息日だ。
しかしやる事がない。手持無沙汰からブログを綴るぐらいしかない。
またしても人生の希薄さを自覚してしまった。

辛酸を嘗める事すら許されない我が生涯。世知辛い。
空から、国籍、人権がなく、抵抗意識の低い絶世の美少女でも降ってきたら変わるのかしらん?
そりゃあ、変わります。国籍も人権も大事。個人のアイデンティティーでありますから。
そんな、存在証明の無い、美少女に、ジャンセニスムを説くのです。
貴女は母胎で、ゆらゆら、ぷかぷか、と漂っている時から、罪に汚れているのです。赦されることはありません、と。
どうでしょう、胸がすきませんか??・・・え?ライトノベル展開を期待していると?ハハッ御冗談を。
それはさておき、ええと、こう、俯瞰してみると私は卑しい人間だなあ。
いやしかし、本来、人とはそうあるべきなのかもしれません。倫理に調教された人々こそ卑しいのです!
本能に殉じましょう。ではみなさん、喜び過ぎず悲しみ過ぎず、テンポ正しく、握手をしませう。